Waipio Valley

ハワイ島にあるWaipio Valleyです。カメハメハ大王が幼少期に敵から身を隠して暮らしていたと言われている場所で、高貴な王族が埋葬された場所でもあり、今でも神聖な場所として崇められています。
Mana(パワー)に守られたWaipio Valleyは、かつてハワイを襲った大津波でも死者は1人も出なかったということです。
上の写真は展望台からの眺めですが、お金と時間に余裕がある時には、ツアーに参加してこの谷底まで行きます。谷底に行くにはものすごい急勾配(25%だそうです)の坂を下り、橋のない川を渡らないと行けません。以前、少し歩いて(時間にして5分ほど)下ってみたのですが、帰りの上り坂がきつくて大変でした。ですので、歩いて下るのはお薦めできません。
また、現在でもこのWaipio Valleyに住んでいる人もいて私有地もありますので、四輪駆動車や馬車で廻るツアーなどに参加して案内してもらうほうが安心です。
私は今年のハワイ旅行で初めて馬車のツアーに参加しました(ツアーといってもお客さんは3人だけでしたけど)。ミュールという馬の小さいのみたいなのが2頭でワゴンを引いてくれます。川を渡るのを躊躇したり、ちょっと止まってみたり、ツアーはミュールのペースで進んでいきます。
写真に写っている黒い犬は、ツアー会社で飼っている犬でツアーコースを熟知しているらしく、ずっと先導してくれていました。
Waipio Valleyにはタロイモというお芋の畑が広がっています。古代ハワイアンはタロイモをすりつぶしたポイという一見ヨーグルトみたいなものを主食としていたそうです。ハワイのスーパーやハワイアンフードのお店で買うことができますよ(私は苦手ですが)。タロイモチップスやタロイモのパンはおいしかったです。
そして、奥に見えるのはHi'ilaweの滝です。


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